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「タキの獲得で成熟した要素をチームに加えられる」モナコSDが今夏の南野拓実獲得の理由を説明

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モナコFW南野拓実

 モナコのスポーティングディレクターを務めるポール・ミッチェル氏は、南野拓実を獲得した理由を語っている。

 2020年冬にリバプールに加入するも、当時のUEFAチャンピオンズリーグ王者、プレミアリーグ首位を独走するチームでなかなか出番を得られなかった南野。2シーズン前にはローン移籍も経験した同選手は、今夏の移籍市場で新天地をモナコに移すことが決まった。

 プレミアリーグ勢との争奪戦の末に南野を獲得したモナコのミッチェル氏は、イギリス『スカイスポーツ』で同選手を獲得した理由や自身の補強に関する考え方について語った。

「私たちは時間をかけてスカッドを築き上げ、時折即効性の高いものとしてリクルートにも目を向けている。しかし、より計画的なものでなければならない。私がここに来る前、私たちは2年間で3億5000万ユーロを費やしたが、上手くはいかなかった」

「リバプールからやってきたから、タキのような選手は目立つ存在のようになるかもしれないが、すべてはバランスだ。我々はフランスフットボールの中で2番目に若いチームであり、ヨーロッパの中で最も若いチームの1つだ。タキを獲得したことで、私たちは少しばかりよりさまざまな働きのできる成熟した要素をチームに加えたかった」

「モナコはヨーロッパで大きな試合を戦わなくてはならないから、タキ・ミナミノのようなキャリアのある選手、エキサイティングでオフェンシブな選手が必要だった。ユルゲン・クロップが抱える豊富なクオリティにより、リバプールで彼は苦しんでいた。それに、リバプールは常に非常にしっかりと、とても効率的なリクルートを行ってきた。私たちの選択肢やチャンスはとても限られていたが、私たちは幸運だった。私たちはキャリアのピークを迎える選手を獲得できたんだ」

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