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逆転でCL予選敗退のモナコ、指揮官は「サッカーの残酷さ」訴えつつ「選手を心から誇りに思う」

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モナコはCL予選3回戦で敗退

 モナコフィリップ・クレメント監督が、チャンピオンズリーグ(CL)敗退を振り返った。『RMC Sport』が伝えた。

 今季はCL3次予選から出場していたモナコ。PSVとのファーストレグを1-1で終えていた中、9日に敵地でのセカンドレグに臨んだ。南野拓実らも先発したモナコは、70分までに2-1とリードする展開に。しかし89分に同点弾を奪われ延長戦に持ち込まれると、109分に痛恨の逆転弾を許すことに。2-3で敗れ、2戦合計3-4で敗退が決まっている。

 試合後、クレメント監督は「PKがあってもおかしくない場面もあった。だが、サッカーの残酷なところなんだ。2試合とも支配していたし、PSVよりも多くのチャンスはあったが、予選で敗退だ。これがサッカーの残酷さであり、魅力なんだ」と2試合を振り返っている。

 その一方で、「選手たちを心から誇りに思う。最後の1秒まですべてを出し尽くしてくれた。チャンスを作ったし、あの雰囲気の中で冷静さを保ってくれた」と選手たちを擁護している。

「選手たちは本当に落ち込んでいる。だが私が伝えたいのは、本物の勝者であれば失望する瞬間もあるということ。常に勝ち続けるスポーツマンなどいない。これが彼らの力となり、次のモチベーションを高めるエネルギーになるんだ。それを証明しないと」

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