レアル・マドリーとのUEFAスーパーカップを控えるフランクフルト。大一番へ向け、日本代表MF鎌田大地は先発が予想されているようだ。

　昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)を制したフランクフルト。今季のブンデスリーガ開幕戦ではバイエルンに1-6と大敗を喫したが、10日にはEL王者としてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)王者レアル・マドリーとタイトルをかけた大一番を迎える。

『UEFA.com』でフランクフルトを担当する記者は、チームの現状について以下のように綴った。

「DFBポカール1回戦で今夏の大型補強であるマリオ・ゲッツェがマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せ、快勝でシーズンをスタートした。しかし、ブンデスリーガ開幕戦でバイエルンに1-6と敗れ、地に落ちたような状況まで追い込まれている。オリバー・グラスナー監督は、昨季のEL制覇を果たした水準を維持するため、劇的な改善を求めている」

　そして『UEFA.com』は、レアル・マドリー戦のスタメンを予想。DFBポカール1回戦はボランチで出場して2ゴールを奪ったものの、バイエルン戦は出場機会のなかった鎌田だが、この大一番では先発が予想されている。しかしボランチではなく、ゲッツェとともに攻撃的ポジションに入ると考えられているようだ。

　グラスナー監督はこの一戦へ向け、「昨季ヨーロッパの強豪を次々に撃破した素晴らしいチームであるレアル・マドリーと対戦できることは、素晴らしいシーズンを送ったご褒美だ。ELでも証明したように、チャンスはある。自信を持ってプレーするつもりだ」と意気込みを語っている。日本代表MFは、世界屈指のメガクラブ相手に結果を残すことができるだろうか。

以下、『UEFA.com』による両チームのスタメン予想。

■レアル・マドリー

GK:クルトワ

DF:カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ

MF:クロース、カゼミーロ、モドリッチ

FW:バルベルデ、ベンゼマ、ビニシウス

■フランクフルト

GK:トラップ

DF:トゥレ、トゥタ、エンディカ

MF:クナウフ、ソウ、ローデ、レンツ

FW:鎌田、ボレ、ゲッツェ

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