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王者レアル、昇格組アルメリアに苦戦もリーガ開幕白星! バスケス&アラバのゴールで後半逆転

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直接FKで逆転弾を奪ったDFダビド・アラバ

[8.14 ラ・リーガ第1節 アルメリア 1-2 R・マドリー]

 王者レアル・マドリーが苦しみながらも開幕白星スタートに成功した。ラ・リーガ第1節が14日に開催され、レアルは敵地で昇格組のアルメリアと対戦。前半に先制を許したが、後半の2ゴールで2-1の逆転勝利を飾った。

 レアルは10日のUEFAスーパーカップ・フランクフルト戦(○2-0)からスタメン5人を変更し、DFルーカス・バスケス、DFアントニオ・リュディガー、DFナチョ・フェルナンデス、MFエドゥアルド・カマビンガ、MFオーレリアン・チュアメニを起用。前線には引き続きFWフェデリコ・バルベルデ、FWカリム・ベンゼマ、FWビニシウス・ジュニオールが並んだ。

 開始からボールを保持するレアルだったが、前半6分に早くも失点。アルメリアMFイニゴ・エグアラスの浮き球スルーパスから、元マンチェスター・ユナイテッドの21歳MFラージー・ラマザニが裏へ抜け出し、右足でゴール左に決めた。

 ビハインドを負ったレアルはゴールに迫り続ける中、前半43分にはペナルティエリア内左のMFトニ・クロースからのクロスをファーのバスケスが右足で押し込む。しかし、バスケスのオフサイド判定で得点は認められず、0-1で折り返した。

 ハーフタイム明けからカマビンガに代えてMFルカ・モドリッチを投入したレアルは、立ち上がりにピンチが続くも、GKティボー・クルトワの好セーブでしのぐ。後半13分にはチュアメニを下げ、FWエデン・アザールをピッチへ。すると同16分に同点に追い付いた。

 ビニシウスがアザールと絡んでペナルティエリア内左に切れ込み、シュートがGKフェルナンドに止められる。こぼれ球にベンゼマが詰め、流れたボールをバスケスが左足で思い切りよく蹴り込んだ。

 後半29分にはMFフェルラン・メンディとの交代でDFダビド・アラバが登場。UEFAスーパーカップでゴールを挙げていたアラバは同30分、そのままペナルティエリア手前右でのFKキッカーを担当し、左足で直接狙う。右ポストを叩いたシュートがネットを揺らし、投入直後に大仕事を果たした。

 レアルはクルトワを中心に相手の反撃を抑え、2-1で白星発進。次節は20日に開催され、再びアウェーでセルタと戦う。

●ラ・リーガ2022-23特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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