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ザニオーロも負傷退場のローマ、モウリーニョが嘆き「心配だが泣いてもしょうがない」

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MFニコロ・ザニオーロ

 ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが22日のクレモネーゼ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じて試合を振り返った。

 セリエA開幕節でサレルニターナに1-0と勝利を収めたローマは22日、第2節でクレモネーゼとホームで対戦。前半をスコアレスで折り返したのち、65分のDFクリス・スモーリングが決勝点を挙げて、開幕から2連勝を飾った。モウリーニョは、セリエAに昇格したばかりのチームに賛辞を贈りつつ、試合について自身の見解を示した。

「まずはクレモネーゼを称えたい。クオリティのある指揮官がおり、組織的なプレーを展開する本物のチームだった。だが我々は作ったチャンスをすべて無駄にしてはならない。ゴールを決められないとプレッシャーが高まるが、今日はその通りになった。もっと早く試合を決めておくべきだったが、それができず、難しくなってしまったと言える。だがこうして勝ち取った3ポイントは重要だ」

 クレモネーゼ戦へ向けた練習中、新加入のMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを右足の脛骨骨折により失ったモウリーニョ。続いて22日の試合中、主力のMFニコロ・ザニオーロが肩を脱臼し、3週間ほど離脱することになった。次節のユベントス戦を前に、ローマ指揮官は不安を隠せない。

「ザニオーロの交代があまりにも早く訪れてしまい、(ロレンツォ)ペッレグリーニと(ステファン)エルシャーラウィ、(タミー)エイブラハム、(パウロ)ディバラで戦うことになったが、フィジカルで苦しめられた。ザニオーロは少しの間、離脱することになる。心配だが、泣いてもしょうがない。これが人生だ。重要な選手を2人失ってしまったが、カルチョはこういうものだ。前を向かなければならない」

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