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セリエA昇格組レッチェがウムティティのローン移籍で合意…バルセロナがサラリー全額負担へ

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サミュエル・ウムティティはセリエAへ

 レッチェは、バルセロナからサミュエル・ウムティティを期限付きで獲得したことを発表した。

 2016年夏にリヨンからバルセロナに加入したウムティティ。若くから注目を集める同選手は、クラブの将来を担うセンターバックに成長することが期待されていた。しかし、負傷やコンディション不良で徐々に出番を失い、昨シーズンに至っては公式戦1試合の出場にとどまっていた。

 3度のラ・リーガ優勝やフランス代表としてワールドカップを制したウムティティだが、今シーズンもシャビ・エルナンデス監督の構想外に。さらに、高額なサラリーを受け取ることから現在財政難に陥るバルセロナの中で不良債権と化していた。

 そして、今夏の移籍市場でバルセロナがアンドレアス・クリステンセンとジューレス・クンデのセンターバック2選手を獲得する中、居場所のないウムティティはセリエAのレッチェに新天地を求めることが決定。メディカルチェック完了後に移籍が正式に完了する。

 また、バルセロナの発表によると、ウムティティは1シーズンのローン移籍でレッチェに加入し、この取引には買取オプションが付帯していないようだ。

 ただし、税引き前2000万ユーロ(約27億円)程度とされるウムティティのサラリー全額をバルセロナが負担することになり、一方のレッチェは出場試合数に応じてスペインのクラブにボーナスを支払うことになるようだ。

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