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久保建英、エルチェ戦のスペインメディア評価は…「彼にボールが届けばいつも何か起きる気がする」「その敏捷性に相手DF陣は苦慮していた」

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MF久保建英

 ソシエダは27日にラ・リーガ第3節、敵地マルティネス・バレーロでのエルチェ戦に1-0で勝利した。3試合連続で先発出場を果たしたMF久保建英のプレーは、スペインメディアにも好意的に受け止められたようだ。

 この試合でも中盤ダイヤモンドの4-4-2で2トップの一角を務めた久保。前半はMFマルティン・スビメンディ、MFブライス・メンデス、MFミケル・メリーノ、MFダビド・シルバとの連係が冴え渡り、チーム初の枠内シュートを放つなど積極果敢なプレーを見せた。そして先制点の場面では後ろに下がる動きでエルチェDF陣を引きつけて、ゴールを決めたB・メンデスの最終ライン突破に一役買っている。久保は後半になると、エルチェの猛攻と疲労によって存在感を失っていき、78分にピッチから下がっている。

 久保のプレーについて、スペインメディアの評価はポジティブなものだった。『ムンド・デポルティボ』は、選手別評価で次のように記している。

「ペナルティーエリア内近くではとても危険な存在だ。最初に枠内シュートを打ったのは彼であり、その敏捷性によってホームのDF陣を困難に陥れた。良い調子にある」

 また『エル・デスマルケ』の採点で、久保はスビメンディの8点に次ぎ、シルバらほか5選手と並ぶ2位タイの7点の評価を与えられている。寸評は以下のようなものだった。

「とても速く、とても働き物者。彼にボールが届けば、いつも何かが起こる感覚がある。彼は労力惜しむことがなかった。フィジカルの消耗が見られ、イマノルがピッチから下げるまで」

 なおレアル・ソシエダの次戦は、3日に行われるラ・リーガ第3節、本拠地アノエタでのアトレティコ・マドリー戦。久保はマジョルカでプレーした昨季、敵地でのアトレティコ戦で勝利を呼び込むゴールを決めたが、その再現はあるのだろうか。

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