ローマは、FWアンドレア・ベロッティを獲得したことを発表した。

　2015年から在籍するトリノで近年主将を務め、通算251試合113ゴールをマークする活躍を見せたベロッティ。イタリア代表としても昨夏のEURO2020制覇貢献した同選手は、今夏に契約満了に伴い7シーズンを過ごしたクラブから退団した。

　プレミアリーグの強豪からの関心も寄せられていたベロッティだが、各国リーグ戦が開幕し、移籍市場が終盤に突入するものの、依然として新天地は見つからず。それでも、先日からローマが同選手に興味を持ち、獲得に近づくと報じられてきた。

　そして28日、ローマはベロッティをフリートランスファーで獲得し、2シーズンの延長オプションが付帯する2023年夏までの1年契約を締結したことを発表。なお、イタリア代表ストライカーは11番のユニフォームを着用することになる。

　新天地の決まったベロッティは「ローマの野心と成長は明らかで、彼らは僕にとても大きな関心を示してくれた。僕はまだまだ成長することを望んでいる。新しいユニフォームをまとって成長できることを楽しみにしている。スタジアムで、ファンの前でアンセムを聞くことが待ちきれない」と意気込みを語っている。

　昨シーズンにクラブ史上初の欧州カップ戦制覇を飾った名将ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマは、今夏の移籍市場で積極的な補強を敢行。ベロッティは、パウロ・ディバラやジョルジニオ・ワイナルドゥム、ネマニャ・マティッチといった実力者に次ぐ今夏6人目の新戦力となる。

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