トッテナムFWハリー・ケインが、不調が騒がれるFWソン・フンミンについて言及した。

　昨季はプレミアリーグで23ゴールを奪いアジア人初の得点王に輝くなど、ワールドクラスの活躍を続けてきたソン・フンミン。今季も活躍が期待されていたが、開幕から4試合でいまだゴールのない状態が続いている。

　さらに28日の第4節ノッティンガム・フォレスト戦(2-0)でもゴールがなく、74分にリシャルリソンとの交代を告げられた際には、ベンチで不満を露わに。現地では不調が指摘されている。

　そんな中、フォレスト戦でソン・フンミンと交代で入ったリシャルリソンは、巧みなクロスでケインの追加点をアシスト。今夏加入したブラジル代表FWは未だ63分の出場にとどまっているが、その出場時間の間でトッテナムは3ゴールを奪うなど、効果的に攻撃に絡んでいる。

　そんな両選手について、トッテナムのエースが『スカイスポーツ』で言及。「(リシャルリソンは)プレーしたくてたまらないんだ」としつつ、ソン・フンミンの状態について語っている。

「僕らはこれからもたくさんの試合を控えている。ソニーがまだ得点できていないことに苛立っているのはわかるよ。でも、僕らにとって非常に重要な選手なんだ。今季何かを勝ち取りたいのであれば、ソニーには今やっていることを続けてもらわないとね」

「間違いなくゴールを決めてくれるだろう。でも、選手が調子を落としているときは、ベンチからインパクトを与えてくれる選手が必要になる。それをリシャルリソンがやってくれているんだ」

　開幕から3勝1分と無敗のトッテナムは、31日に敵地でウエスト・ハムと対戦する。

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