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プレミア、欧州5大リーグの49%にあたる22億ユーロを投じて移籍市場を席巻…アンチェロッティ「プレーもインフラも彼らはずいぶん先へ行ってしまった」

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カルロ・アンチェロッティ監督が移籍市場に言及

 レアル・マドリーは3日にラ・リーガ第4節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのベティス戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、今季初のベルナベウでの試合で勝利をつかむ意気込みを表した。

 ベルナベウの工事の関係で、8月の3節分はアウェーで戦い全勝を収めたレアル。そして今節、ついに自分たちのサポーターを前にしてプレーすることになる。その相手は同じくラ・リーガ開幕3連勝を果たしたベティスだが、アンチェロッティ監督は勝ち点3獲得への意欲を燃やした。

「良い感覚だよ。私たちは昨季、ベルナベウで素晴らしい瞬間を過ごしてきたし、今季も同じであればいいと思う。今回の試合は、激しく競い合うチームを相手にした難しい一戦となる。うまくいけばいいがね」

「私たちの考えは変わらないし、同じアイデンティティーを維持し続けたい。ホームではより激しく、アグレッシブにいきたいが、私たちのアイデンティティーは変わらないよ。ベティスは良い調子にあり、自信をつけているが、それは私たちだって同じだよ。これから3日毎に試合をこなすことになり、シーズンが本格化することになる。しかし準備はできているよ」

 今夏の移籍市場は再びプレミアリーグが席巻。支払った移籍金は22億ユーロと欧州5大リーグ総額の49%を占める結果となり、2位のセリエA(7億4900万ユーロ)、3位ラ・リーガ(5億500万ユーロ)に大きく水をあけている。アンチェロッティ監督は、プレミアと他リーグの差を実感しているようだ。

「(プレミアの勢いが)いつ収まるのかは分からない。スペインだけでなく、あらゆるリーグの目標が、彼らに近づくこととなっている。プレークオリティーの向上、そこにある雰囲気、新しいスタジアム、暴力もない……。プレミアはテレビ放映権の売却収入によって、ずいぶんと先に行ってしまった。ほかのリーグを凌駕しているし、暴力なく雰囲気は素晴らしいし、スタジアムはいつも満杯だ。そのほかのリーグの目標は、そういった面を良くしていくことにある」

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