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シャビ、セビージャ戦3発勝利に…「勝てば私たちは男前になるし自信も得られる」「ガビ?彼は足が生えたハートだ」

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シャビ・エルナンデス監督

 3日のラ・リーガ第4節、バルセロナは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に3-0で勝利した。シャビ・エルナンデス監督は試合後、自チームのパフォーマンスへの満足感を表している。

 序盤にセビージャの攻勢にさらされながらも、21分に速攻からハフィーニャがネットを揺らして先制したバルセロナ。さらに36分にDFジュール・クンデのフィードからFWロベルト・レバンドフスキ、50分にはショートコーナーからDFエリック・ガルシアが加点して、強豪のスタジアムから勝ち点3を持ち帰ることに成功した。

 シャビ監督は試合後、次のような感想を述べている。

「感覚的にはポジティブだ。ただ、私たちのプレーにはパウサ(ポーズ、休止、タメなどの意)が足りず、それを必要としている」

「今日、最初の15分間は少し良くなかった。その後にパウサをつくり、素晴らしいバルサが見られたね。私たちはインテンシティーを彼らと同レベルにしなくてはならなかった。そうして20分過ぎから、こちらが試合を支配している。先制点はトランジションからだったが、ときにスペースを生むのは難しく、こういった優位性も生かさなくてはならない。私はポジショナルプレーが好きだが、相手チームだってプレーしているんだ。私たちはゴールが決まるまで試合を支配していなかったが、その後は素晴らしい内容となった」

 シャビ監督は、現段階でタイトル獲得について語ることを嫌っあ。

「私たちは改善されているが、道はまだ長い。何かを語るにはあまりに早いよ。謙虚にならなくてはね」

「私たちは楽に勝ってきたわけではない。サン・セバスティアン(レアル・ソシエダ戦)でも、ここでもね。簡単ではなかったが、それでも私たちのプレーは効果的だ。勝利は私たちは男前にして、自信も与えてくれる。これからチャンピオンズ、さらにカディス戦が控えているが、ローテーションを使っていこうじゃないか」

 その一方で、ここ3試合で5ゴールを決めているレバンドフスキについては、称賛の言葉を並べている。

「彼はゴールだけではない。ボールの落とし方、コントロール、決断力、ハイプレスの統率……と、まさにファンタスティックな選手だ。彼は時間というものを理解している。リーダーシップがあり、全員を助ける勝者で、それでいて謙虚でもある。彼がチームにいるのはじつに素晴らしいよ」

 またラ・リーガよりこの試合のMVPに選ばれたMFガビについては、その気持ちのこもったプレーに大きな価値を感じているようだ。

「別に驚きはない。日々、練習に取り組む姿を見てきたからね。思うに、今日は彼がベストだった。そのインテンシティー、パス、ハイプレス……。彼は足の生えたハートそのものだ。情熱が彼を支配している。そのインテンシティーはチームにとって大切なものだ」

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