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遠藤航のキャプテンシーを語るシュツットガルト監督「どれほど模範的な存在かについて本さえ書けてしまう」

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シュツットガルトMF遠藤航

 シュツットガルト率いるペレグリーノ・マタラッツォ監督は、MF遠藤航のキャプテンシーについて言及。改めて日本代表MFへ寄せる絶大な信頼を強調した。

 2019年夏に当初はシントトロイデンからのレンタルでシュツットガルトに加わった遠藤は2021年夏からキャプテンマークを巻くことに。マタラッツォ監督の指名によりハンブルガーSV時代の元日本代表DF酒井高徳以来、ブンデスリーガ歴代2人目の日本人主将が誕生した。

 そんな遠藤について、先日の記者会見で記者が質問。「今シーズンもまたキャプテンを務めるワタル・エンドウだが、ピッチ内外での彼の役割をどう見るか。そして若いチームにとって、彼は性格的にどれほど重要なのか」と問われたマタラッツォ監督はこう語った。

「彼の性格? 全員にとって、彼がどれほど模範的な存在かについて本さえ書けてしまうと思うよ。人生のいかなる瞬間で、彼はどれほどフォーカスしているか。それに彼は先陣を切る。素晴らしい性格だよ」

「今年の彼から責任をもっと背負いたがっているという印象を受ける。ピッチやドレッシングルームで他の選手たちによりたくさん声を掛けている。大声は出さない。そういうタイプではないからね。ただ、責任をもっと背負いたい気持ちは伝わってくるし、みんなからも支持されている。誰もが知る通り、ワタルは自分に与えられた仕事をこなし、先頭を行く」

「だから彼こそ我々のキャプテンにふさわしい」

 以前、ドイツ語が流暢ではないことが問題視されることもあった遠藤。昨季最終節ケルン戦のアディショナルタイムに劇的決勝弾を決め、チームを入れ替えプレーオフの16位から15位に導いてから、そのキャプテンシーへの周囲からの疑問の声も上がらなくなった。

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