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冨安健洋?ホワイト?アーセナル右SB争いに英識者「冨安は失敗したことがない」

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DF冨安健洋について識者がコメント

 現役時代に長くイングランドで活躍し、現在コメンテーターを務めるノエル・ウィーラン氏が、アーセナルの右サイドバックについて言及している。

 今季プレミアリーグでは開幕5連勝を達成し(5勝1敗)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でも白星スタートを飾ったアーセナル。絶好調のチームだが、右サイドバックは本職センターバックであるDFベン・ホワイトがスタメンを務めている。負傷の影響でプレシーズンを欠場するなど出遅れたDF冨安健洋は、リーグ戦では5試合連続途中出場に。先日のELグループリーグ第1節のチューリッヒ戦(2-1)でようやく今季初先発を飾っている。

 昨季は冨安がレギュラーを務めた右サイドバックだが、ベン・ホワイトのパフォーマンスも高く評価されており、日本代表DFの復帰によってミケル・アルテタ監督の今後の決断には大きな注目が集まっている。そんな中でウィーラン氏は『Football Insider』に対し、以下のように語った。

「ホワイトは複数ポジションをこなすことができる非常に才能ある選手だ。それは間違いない。だが、生まれながらのフルバックにはかなわないと思うんだ。その役割で育ってきた選手には勝てないと思う」

「冨安は、アーセナルに加入してから一度も失敗したことがない。最も堅実で、安定したパフォーマンスを発揮している1人だね。もしサイドまで正しいバランスを保ちたいのであれば、自然な選択肢に目を向けるべきなんだ。ベストプレイヤーだからといって、ただピッチに立たせれば良いというものではない」

「アルテタは強い決断をくださないと。ホワイトがベンチに座ることでバランスが良くなるのであれば、そうしないとね」

 今季はDFウィリアン・サリバの合流とDFオレクサンドル・ジンチェンコの加入により、ディフェンスラインの層が厚くなったアーセナル。今後のポジション争いにも注目だ。

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