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「移籍金が104億円というだけで毎試合世界最高じゃないといけないのか?」非難浴びるマグワイアをキエッリーニが擁護

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DFハリー・マグワイア

 元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニは、マンチェスター・ユナイテッドイングランド代表DFハリー・マグワイアについて語った。

 2019年夏、DF史上最高額の移籍金でレスターからマンチェスター・Uに加入したマグワイア。半年後には主将に任命されて信頼を集めてきた同選手だが、チームが低迷する原因の一つとしてしばしば非難されてきた。さらに、今夏から指揮を執るエリック・テン・ハフ監督は、チーム状態が改善する中で同選手を先発から外している。

 マグワイアに対して多くの批判的な声が上がる中、長年ユベントスやイタリア代表として活躍し、昨夏のEURO2020でチームを優勝に導いた名DFキエッリーニがイギリス『ザ・タイムズ』でイングランド代表DFについて語っている。

「マグワイアは良い選手だから、彼の状況には悲しくなる。多くのことを求め過ぎだ。獲得のために8000万ポンド(約104億円:当時)を支払ったというだけの理由で、彼は毎試合で世界最高の選手でなければいけないのか?それは正当なことではない。市場での価値はコントロールできないとても多くの要素の影響を受けている。だから、彼が悪いわけではない」

「彼と(ジョン)ストーンズは良いコンビだ。確かに、マグワイアは(リオ)ファーディナンドではないかもしれないが、十分に良い選手だ。このような状況はイングランドにとっても助けになるものではない。ワールドカップ優勝を目指すのなら、キーマンに問題のある状態では不可能だし、マグワイアは間違いなくキーマンの1人だ」

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