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「ミランは“眠れる巨人”」ミラン新オーナーがクラブとセリエAの復興に期待

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ミラン

 ミランの親会社となった米投資会社レッドバード・キャピタル・パートナーズの創始者ジェリー・カルディナーレ氏が、ロンドンで行われたリーダーズ・ウィークにおいて、クラブの将来に期待を寄せた。イタリアメディア『スカイスポーツ』が29日に伝えている。

 2018年夏に発足したエリオット・マネージメント前体制において、長年にわたる低迷期から脱出してセリエA王者として復興を遂げたミラン。クラブは今年8月31日に新オーナーとなるレッドバードへと引き継がれ、新たなスタートを切った。

 レッドバードのカルディナーレ氏はミランの明るい未来を胸に描いている。

「我々のこれまでの業績の中でも、ミランの買収は最も感動的なものの1つだった。レッドバードは5年間にわたってヨーロッパサッカーを研究し、ミランを選択するまでにヨーロッパ全土の200以上のクラブと接触した。長期を見据えた“眠れる巨人”の買収だと考えている」

「我々の関心はクラブやクラブというブランドに限らず、セリエAにも向いている。このリーグには成長の可能性があると思っている。ミランやセリエAには計り知れない価値があり、成長の軌跡をたどっていけるはずだ。ミランを頂点へと導く我々の活動は、結果的にセリエAのシステム全体を向上させることにもなるだろう」

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