beacon

ビルバオに4発快勝のバルセロナ、シャビ「私たちはクラシコをきっかけに一歩前へと踏み出した。マドリーは私たちよりも成熟しているんだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

シャビ・エルナンデス監督

 バルセロナは23日のラ・リーガ第11節、本拠地カンプ・ノウでのビルバオ戦に4-0で快勝した。シャビ・エルナンデス監督は試合後、自チームがクラシコから進歩を果たしたとの見解を示している。

 バルセロナは12分にFWウスマン・デンベレ、18分にMFセルジ・ロベルト、22分にFWロベルト・レバンドフスキと前半からゴールを重ねて、さらに73分にFWフェラン・トーレスがダメ押し弾を記録。1-3で敗れたクラシコ後、ビジャレアル(3-0)、そしてこのアスレティック戦と連勝を果たした。

 シャビ監督はこの試合でMFセルヒオ・ブスケツ、MFフレンキー・デ・ヨング、MFガビ、MFペドリと4人の中盤の選手を起用したが、その意図が的中したと振り返っている。

「私たちはインテンシティーが高い試合になると予想して、MFをもう一枚増やした。これで中央での優位性を獲得したんだ。ペドリはライン間でとても良いプレーを見せてくれたし、デンベレは格別に良くて、違いを生み出す存在だった。私たちのボール回しは素晴らしかったし、前半で勝負を決められたね」

「私たちはベルナベウでの一戦から一歩前へと踏み出した。2試合連続で良い試合ができたね」

「君たち(報道陣)は結果に応じて試合を分析するが、インテル戦の私たちは悪くなかった。一方ベルナベルでの私たちはあまり良くなかったかもしれないが、それでも可能性は手にしていたし、バイエルンとの試合は勝利するべき内容だったはずだ。結果だけでなく“どう”プレーしたかで分析は可能となる。私たちは“どう”を重視しており、だから今日はうまくいったんだ」

「クラシコについては、マドリーは私たちより成熟していた。しかし私たちも良い感じだ。これからも成長を続けていかなくてはならない」

 シャビ監督はまた、1ゴール3アシストと全得点に絡んだデンベレについては、次のように語っている。

「ウィングは表か裏か、だ。今日のデンベレは完璧な試合を演じたし、すべてで表が出ている。これはフットボールであり、決断を下していかなくてはいけない。ウスマンはウィングとして勝負に出たんだ」

「ウィングのプレーは表か裏か、なんだよ。彼には違いを生み出すための凄まじいポテンシャルがあり、今日は完全に当たっていた。だからこそ、このクラブに残ってほしかったんだ」

 この試合ではガビ、S・ロベルトが負傷で交代を強いられている。

「ガビはなんでもなくて、内転筋い打撃を受けただけだ。セルジの方がもっと重そうだ。明日の検査の結果を待ちたい」

●ラ・リーガ2022-23特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP