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首位レアルがセビージャを下して4連勝&無敗キープ! 指揮官「交代選手がエネルギーと自信をもたらした」

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レアル・マドリーがセビージャに快勝

[10.22 ラ・リーガ第11節 R・マドリー 3-1 セビージャ]

 レアル・マドリーが4連勝と無敗キープに成功した。ラ・リーガ第11節が22日に開催され、首位チームは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでセビージャと対戦。先制後に追い付かれながらも終盤の2ゴールで突き放し、3-1で勝利を収めた。23日に試合を控える2位バルセロナとの勝ち点差を暫定で「3」から「6」に広げている。

 首位レアルはFWカリム・ベンゼマを筋肉疲労の影響で欠いた一方、GKティボー・クルトワが負傷から回復し、リーグ戦5試合ぶりに起用。3トップの中央にはFWロドリゴ・ゴエスが入った。

 先制するまでに時間はかからず、前半5分に左サイドから切れ込んだFWビニシウス・ジュニオールのラストパスをファーのMFルカ・モドリッチが右足でプッシュ。クロアチア代表MFはクラブ通算450試合出場を自ら祝う一撃となった。

 後半9分に一瞬の隙を突かれてMFエリク・ラメラに同点ゴールを許したが、3枚替えを行った直後の同34分に勝ち越す。カウンターから途中出場MFマルコ・アセンシオのパスを受けたビニシウスが抜け出し、右から駆け上がった途中投入FWルーカス・バスケスにプレゼントパス。バスケスはガラ空きとなったゴールに流し込み、2-1とした。

 さらに後半36分、MFフェデリコ・バルベルデがペナルティエリア手前右でアセンシオのパスを受け、右足を一閃。強烈なミドルシュートを左のサイドネットに突き刺し、チームトップの今季6得点目を記録した。

 レアルはそのまま3-1で逃げ切り、開幕からの無敗(10勝1分)と首位をキープ。公式戦でも開幕16試合負けなし(14勝2分)とした。

 クラブ公式サイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後に「前半我々はしっかりとプレッシャーを掛け、相手は高いリズムを得るためにボールを保持した。我々は良くやったが、後半はエネルギーが落ち、同点に追いつかれた時に自信を失った。途中出場した選手たちがチームへエネルギーとより多くの自信をもたらした。2点目を決めた時はスペクタクルなカウンターで、アセンシオとビニシウスのスペクタクルなパスで我々は試合に勝った」とコメントしている。

 また、2アシストの活躍を見せたビニシウスについて「彼は今日2アシストを記録し、私にとっては得点より計算している。彼は(相手にとって)危険な選手で、相手が彼に対して厳しく行くのは当然のこと。相手に対して仕掛け、素晴らしい選手たちには特別なマークが付くものだ」と語った。

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