beacon

セリエA会長、オールスターゲーム開催への関心を改めて強調「意味のあるものになる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

イタリアでオールスター論争

 レーガ・セリエAのロレンツォ・カジーニ会長が24日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組「Gr Parlamento」に出演した際にセリエAのオールスターゲーム開催などに言及した。

 先月にチェルシーの米国人オーナー、トッド・ベーリー氏の提案を受け、セリエAのオールスターゲーム開催に前向きな姿勢を示していたカジーニ会長。セリエAのトップは近年、人気の低下が懸念されているセリエAの復興に、米プロバスケットボールNBAをモデルとした案を検討していることを改めて強調した。

「オールスターゲームは、我々が現在検討しているプロジェクトだ。プレーや面白さに再びスポットライトを当てる機会として計画するならば、意味のあるものになるだろう。一番の反対意見としてケガ人が増えたり、過密日程になったりするかもしれないということがあるが、新たなルール導入のためのテストの場にもなるだろう」

 さらに、カジーニ会長はセリエAの試合のイタリア国外での開催の可能性にも見解を示し、「これはUEFAやFIFAとも議論すべきテーマだろう。NBAをモデルとした新たな試みだが、セリエAで実現することは確実にないだろう」と述べた。

 また、ナポリが首位を走る今シーズンのリーグ戦についても言及。「セリエAが高い競争力を示しているのは喜ばしいことだ。今年はワールドカップ(W杯)があり、中断明けに再スタートを切るという特殊な1年になる。どれほどの選手が代表へ招集され、いつチームに戻ってくるのかにも注目している」と語った。

●セリエA2022-23特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP