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ディバラ&ザニオーロ不在のローマ、ベティスと敵地でのドローにモウリーニョ「命拾い」

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ローマジョゼ・モウリーニョ監督

 ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが13日のベティス戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、試合を振り返った。

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループCの前節において、ホームで首位ベティスに1-2と敗れ、1勝2敗のローマ。昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)覇者は、13日の第4節において、敵地でベティスとの再戦に臨んだ。

 負傷離脱中のFWパウロ・ディバラや出場停止のFWニコロ・ザニオーロら攻撃の要を欠く中、FWタミー・エイブラハムとFWアンドレア・ベロッティの2トップを採用したモウリーニョ。34分に先制点を奪われたものの、53分に元トリノFWが同点弾をマークし、1-1と引き分けに持ち込んだ。2試合を残し、2位ルドゴレツと3ポイント差の4ポイントへと積み上げたポルトガル人指揮官は、試合を分析した。

「プレッシャーがかなりかかる試合だった。グループステージらしくなく、負ければ敗退を意味するプレーオフのようだった。0-1で前半を終えた時は本当にプレッシャーがあった。ケガ人や出場停止の選手がおり、疲労がある中でフレッシュなチームと戦わなければならなかったが、今日の引き分けは命拾いになった。チームはまだ生き残っている。これから勝たなければならない2試合が待っている。勝てなければ敗退になるという状況だが、その方が他の試合結果に左右されることなく自分たちに集中できるので良いだろう」

 さらにモウリーニョは、エイブラハムとベロッティによる2トップに言及。「前半は私の要求したことができず、散々なものだったが、ハーフタイムに私が発破をかけたこともあり、後半のパフォーマンスはかなり気に入った」と評価した。

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