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事件に巻き込まれたパブロ・マリ「僕は幸運だった」…背中の負傷で最低2か月の離脱へ

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事件に巻き込まれたDFパブロ・マリ

 モンツァDFパブロ・マリは事件に巻き込まれて負傷したものの、自身が“幸運だった”と話した。

 今夏にアーセナルから期限付きでモンツァに加入したマリ。ここまで公式戦8試合で守備陣の要としてプレーする同選手だが、27日に事件に巻き込まれる。ミラノ市内のショッピングモールで男が刃物で周りの人を次々に刺し、1人が死亡する事件が起きた。

 偶然にもその場にいたマリはナイフで刺されて負傷し、ヘリコプターで病院に搬送された。直後の報道によると、同選手の命に別状はなく、問題なく受け答えできる状態だったようだ。

 そして事件の翌28日、マリは自身の『Twitter』で現状を報告。その中で「昨日、僕たちが経験した困難な時間の後、あのような状況の中で僕の家族と僕が幸運にも無事だったということを伝えたい。それに、受け取ったサポートと愛情のすべてのメッセージに感謝したい」と綴り、以下に続けた。

「そして、亡くなられた方の家族と友人に哀悼の意を送りたいし、ケガを負った人全員がすぐに良くなることを心から願っている」

 また、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、マリがモンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOに伝えたとされる言葉を報道。その中で同選手は「背中に耐えがたい痛みを感じたとき、僕はベビーカーと一緒だった。目の前で人が殺されたのを見たから、僕は幸運だった。僕は元気だ」と語っていたようだ。

 なお、モンツァは28日にマリの状態を発表。「今朝、パブロ・マリの背中の2つの負傷した筋肉を修復する手術が行われた。手術は成功し、彼は2、3日入院することになる。その後、選手はリハビリテーションを開始する。このような筋肉のケガは、活動を再開するまでに通常2か月の休養が必要となる」と伝えた。

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