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「試合後に満足することは難しい」今季“覚醒”の19歳ムシアラの飽くなき向上心

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MFジャマル・ムシアラ

 バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、今季の成長ぶりについてドイツ誌『キッカー』で語った。

 19歳のムシアラは今シーズン、アタッキングサードでの精度を高め、ブンデスリーガ12試合で8ゴール5アシストを記録する。ムシアラは「昨シーズンのパフォーマンスと比べると、よく成長できたと思うし、いいシーズンのスタートを切れたと思う」としつつ、自身にさらなる改善を求める。

「今シーズンの自分のパフォーマンスには満足しているが、改善できる点もある。試合の中で、自分がそこにいない瞬間や、単純なパスミスをすることがある。そこを改善したい。試合後に自分に満足することは難しい。もっとうまく解決できることがあるはずだ。この考え方は、ほとんど僕の人生と一緒だよ」

 また、ここまでのパフォーマンスを発揮できるようになった理由については「常に自分自身と向き合うことを心がけている。監督と自分自身とで反省した。また、昨シーズンよりも攻撃的なポジションでプレーするようになった。今、自分が本当に心地よいポジションを見つけることができた。また、試合ごとに取るべきリズムを見つけることができた」と説明。トレーニングでの改善も明かしている。

「フィニッシュはすでに良かったけど、できるだけ効率的にするために、まだハードワークしていた。トレーニングの後は、アシスタントコーチのディノ・トップメラーと一緒に練習していた。今は、ゴールを狙える位置にいることが多くなったね。また、フィット感と安定感を出すために、体のトレーニングも行ったよ」

 カタール・ワールドカップでもドイツ代表の一員として日本代表の前に立ちはだかるムシアラ。「チームに貢献すること、できるだけ多くのゴールを決めること、チャンスを作ること、そしてここミュンヘンで自分のようなプレーをすることが大事だ。もし、タイトルを取れなかったら、がっかりするだろうね。すべての試合で勝ちたい」と優勝への意欲を示している。

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