[11.12 PL第16節 マンチェスター・C 1-2 ブレントフォード]

　プレミアリーグは12日、第16節を開催した。11位ブレントフォードは敵地で2位マンチェスター・シティと対戦。2-1で勝利し、勝ち点3を積み上げた。

　リーグ戦3連勝中のマンチェスター・Cと4戦未勝利のブレントフォードの一戦。試合は、アウェイチームが先に動かす。前半16分、GKダビド・ラヤが自陣ハーフライン付近からフリーキックを蹴り込むと、ペナルティーエリア内でDFベン・ミーが頭で折り返す。そのボールをFWイバン・トニーがヘディングで押し込み、ゴールネットを揺らした。

　ホームで1点ビハインドとなったマンチェスター・Cは、ボールを握り、サイド攻撃でゴール前まで迫るも、シュートが打てない。その後は、パスを繋ぎながら打開策を練った。

　クロスボール、セットプレーからゴール前でチャンスを作ったマンチェスター・Cだが、1点は遠いまま。前半41分には、速攻から好機を迎えるも、MFケビン・デ・ブライネのスルーパスに抜け出したFWフィル・フォーデンのシュートは、コースが甘くGKラヤに難なく処理された。

　それでも、前半アディショナルタイム2分にマンチェスター・Cが試合を振り出しに戻す。右サイドでコーナーキックを得ると、デ・ブライネが蹴り込んだボールが、ゴール前の混戦を抜けてファーサイドに流れる。そこにいたのは、フォーデン。左足で横から叩いてゴール右隅に突き刺した。

　1-1で前半を折り返すと、後半もマンチェスター・Cペースで試合が進む。FWアーリング・ハーランドをターゲットに攻撃を構築。相手DFを押し込む時間が続いた。後半21分には、自陣からのパス交換でボールを前進させると、ペナルティーエリア内に侵入。ハーランドのラストパスをMFイルカイ・ギュンドアンが狙ったが、シュートは大きく枠を外れた。

　勝ち越し点を狙うブレントフォードも少ない攻撃機会からマンチェスター・Cゴールを脅かしたが、後半26分のシーンは、MFリコ・ヘンリーがゴール前に送ったパスをマンチェスター・CのDFエメリク・ラポルトにクリアされ、ゴールに繋げることができなかった。

　それでも、後半アディショナルタイム8分にゴールが生まれた。ブレントフォードは、自陣でボールを奪うと、左サイドからカウンターを開始。縦に持ち運び、右サイドのMFジョシュ・ダシルバに展開すると、ゴール前に入れたボールをトニーが突き刺した。試合終盤の勝ち越し弾でブレントフォードが2-1で勝利。5試合ぶりの勝ち点3を手にした。

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