日本代表DF吉田麻也は来夏以降もシャルケでプレーするのだろうか。ドイツ紙『ビルト』によると、契約更新の条件が2つあるという。

　今夏にサンプドリアとの契約が満了となった吉田はフリーでブンデスリーガ1部への復帰を果たしたシャルケへ加入。初めてプレーするドイツではこれまでの公式戦17試合すべてに先発出場。フル出場しなかったのは終盤にベンチに下がった第9節レヴァークーゼン戦のみとなっている。

　カタール・ワールドカップ敗退後、日本に帰国していた吉田だが、15日にクラブの練習に合流する予定。そんな中、『ビルト』が来夏までの現行契約の自動更新につながる条件を明かしている。一つ目は現在最下位に沈むチームが2部降格を回避すること、二つ目は吉田が公式戦25試合に出場することだという。

　また二つ目の条件は「余裕でクリアできる」とする同紙は、「(リーグ戦で)32失点を喫したことで、ヨシダはこれまで問題の一部分として見られている。スピード不足のため、批判を浴びることも多い」と指摘。一方で、「シャルケとともに1部残留を成し遂げた場合、結果的に問題解決の一部分にもなり得る。そうなれば彼は契約更新を勝ち取るに値するだろう…」とも伝えていた。

　現在34歳の吉田。ベテランとして守備ラインに安定感をもたらし、シャルケを救う存在になれるのだろうか。

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