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クロップ監督が判定に抗議「3失点目はファウルでしかない」相手CKにも不満爆発

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ユルゲン・クロップ監督

 リバプールは2日、プレミアリーグ第19節でブレントフォードに1-3で敗れ、上位浮上のチャンスを逃した。イギリス『スカイ』によると試合後、ユルゲン・クロップ監督は判定への不満を爆発させたようだ。

 スカイによると、指揮官が抗議したのは3失点目の場面。ロングフィードに抜け出したブレントフォードのFWブライアン・ムベウモに対し、リバプールのDFイブラヒマ・コナテが身体を入れようとしたが、競り合いの中でコナテが転倒したことで、フリーになったムベウモがシュートを蹴り込んでいた。

 クロップ監督は「3失点目はただのファウルでしかない。リスペクトできない判定だ」と抗議。「(主審の)アトウェルはファウルではないと考えており、VARは『明白かつハッキリしたものではない』というフレーズの陰に隠れている」と主審やVAR制度への批判を展開した。

 さらに指揮官の言葉は続き、ブレントフォードのCK時の競り合いにも着目。「われわれがパーフェクトに振る舞っているわけではないが、彼らはルールを拡張している。彼らはプッシングもあるし、ホールディングもあるし、あらゆることを行っている。だから難しいんだ。もっと上手くやれればいいんだが」と述べ、相手選手がファウルを犯しているという見解を示した。

 その上で「彼らが攻撃面のセットプレーでうまくいっていて、守備では多くのゴールを許しているのには理由がある。自分たちのゴール前ではペナルティにならないよう、(攻撃時と)同じことができないからだ」と主張。最後は「人々が言い訳だというのはわかっている。そうではない。もっとうまくできる」と自チームにも目を向けたが、判定には不満が収まらなかったようだ。

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