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タイ連覇に導いた元横浜FMティーラトンが東南アジア選手権MVP受賞!! 意外なゴールパフォも披露

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主将DFティーラトンがトロフィーを掲げる

 AFF三菱電機カップ(東南アジアサッカー選手権)決勝・第2戦が16日に行われ、タイ代表がベトナム代表に1-0で勝利した。この結果2戦合計スコアで3-2と上回ったタイが連覇達成となった。

 ベトナムでの第1戦を2-2の引き分けに終えたタイは、アウェイゴール差により引き分けでも優勝となる状況で第2戦を戦った。試合は前半24分、中央でボールを受けたキャプテンDFティーラトンが右足でシュートを放つと、ボールはゴール左隅へ吸い込まれて先制に成功する。SBでプレーするティーラトンだが、得点後にはC・ロナウドさながらの“SIUUU”パフォーマンスで喜びを表した。

 一方のベトナムは、チームを初のW杯アジア最終予選に導いたパク・ハンソ監督が指揮するラストマッチ。「英雄的存在の指揮官に花道を」と、相手を上回る9本のシュートを放つなど奮闘した。ただ、最後までゴールネットを揺らせず。タイは終了間際に退場者を出すアクシデントも発生したが、主将の一撃を守りきって試合終了。前回大会に続く東南アジアの頂点に立った。

 表彰式では大会MVPが発表され、決勝の第1戦でアシスト、第2戦で得点を記録したティーラトンが選出された。

 ティーラトンは試合後、受賞について「個人賞を獲得しようとは全く思わなかった。チームとして勝ちたいとだけ考えていた」と語り、「MVPに選出されたが監督、スタッフ、チームメイトに感謝したい。今大会で素晴らしい働きをしてくれた。みんなが助け合い、支え合っていたよ」とコメントしている。また、ともに6得点をあげたタイの10番FWティーラシン・デーンダーとベトナムFWグエン・ティエン・リンが得点王に輝いている。

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