チェルシーに“オールブラックス”ことラグビーニュージーランド代表のスタッフが短期契約で加入するようだ。同ラグビー代表が7日に発表した。

　競技の垣根を越えてチェルシーに加わるのは、オールブラックスで15年以上リーダーシップマネージャー兼メンタルスキルコーチを務めているギルバート・エノカ氏(57)。同代表によると、エゴイスティックな考え方を否定し、選手それぞれが自身の行動に責任を持って協調すべきというのが彼の哲学だ。

　イギリス『ミラー』はオール・ブラックスの選手が試合後にロッカールームの掃除をしていることに着目。そうした一体感のあるチーム作りが同代表のラグビーW杯2連覇を導いたと伝えている。

　チェルシーは今冬の移籍市場で巨額の資金を費やし、MFエンソ・フェルナンデス、FWジョアン・フェリックス、FWミハイル・ムドリクら超大型補強を敢行。エノカ氏の力を借りながら新加入選手と既存選手の融合を図っていく。

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