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地元メディア絶賛のボレー弾も…貪欲すぎる久保建英、試合後レフェリーに“確認”&厳しい自己評価

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大活躍のMF久保建英

[2.13 ラ・リーガ第21節 エスパニョール 2-3 ソシエダ]

 ソシエダのMF久保建英が13日、アウェーでのラ・リーガ第21節エスパニョール戦(○3-2)で自身の今季4ゴール目を含め、2得点に絡む活躍を見せた。試合後のコメントをスペイン『エル・デスマルケ』が取り上げている。

 この一戦で久保は3戦連続でスタメン起用され、4-4-2の右サイドハーフに入った。前半23分、ボックス内左のMFアシエル・イジャラメンディが送ったクロスのコースが変わり、ファーにボールが飛ぶと、久保がトラップから左足を一閃。強烈なボレーシュートでゴール右を打ち抜いた。

 さらに2点リードの後半18分、右サイドから左足でクロスを供給。ニアのエスパニョールDFレアンドロ・カブレラが頭で触ったボールがネットを揺らし、記録はオウンゴールとなった。

 3-0としたソシエダは終盤に2失点を喫したが、3-2で逃げ切りに成功。リーグ戦3試合ぶりの白星をつかんだ。

 久保の今季4点目となったボレー弾を「素晴らしいゴール」と称賛した同メディアは、21歳MFのお茶目な一面を紹介している。

 クラブ公式ツイッター(@RealSociedad)が投稿した動画の中で久保は「(オウンゴールの判定について)申し訳なく思っているかどうかを確かめるため、主審と話しました(笑)」と冗談交じりに告白。同メディアは「選手本人はこのゴールをカウントしてほしいと考えている」とレポートしている。

 その貪欲な姿勢は『ラ・リーガTV』のインタビューでも表れていた。スーパーゴールで多くのファンを沸かせた久保だが、「僕はいつも、より多くを望み、より多くを自分に要求しています。全てに満足しているわけではありません。くだらないボールロストもありましたし、最後の数分間は疲れてしまいました。僕たちはここ数試合の失点を反省しなければいけません」と課題を指摘。同メディアは「(久保が)自分自身に対し、非常に厳しい人物であることを示した」と伝えた。


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