beacon

劇的逆転勝利のアーセナル、指揮官「すべての人の目が喜びに満ち溢れているのを見て、生きていて良かったと思った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ミケル・アルテタ監督

 プレミアリーグで首位に立つアーセナルが、土壇場で底力を見せた。チームを率いるミケル・アルテタ監督がボーンマス戦を回顧。イギリス『スカイスポーツ』が5日に指揮官の言葉を伝えている。

 アーセナルは4日に行われたリーグ戦第26節でボーンマスと対戦した。試合開始早々にいきなり先制点を奪われたアーセナルは、後半12分にも失点。最下位相手に2点リードを許す展開となった。それでも、同17分にMFトーマス・パルティのゴールで1点を返すと、同25分にはDFベン・ホワイトが同点弾。さらに、試合終了間際の後半アディショナルタイム7分にFWリース・ネルソンが逆転弾を叩き込み、3-2の劇的勝利を飾った。

 マンチェスター・シティとの優勝争いを繰り広げるアーセナルは、土壇場の勝ち点3奪取で首位を独走。アルテタ監督は試合後のインタビューで「逆転ゴールが決まり私は走り出したのですが、自分がどこに向かって走っているのか、よくわからなかった。でも、スタッフ、選手、サポーター、すべての人の目が喜びに満ち溢れているのを見て、生きていて良かったと思った」と喜びを語ると、次のように試合を振り返った。

「試合が難しくなると、勢いを失う瞬間があるが、チームも個人も、勝利への意欲、決意、イニシアチブのレベルが違うことを示したと思う。ボールを持つたびに、リスクを冒し、主導権を握り、私たちが彼らを打ち負かすまでトライを続けた。その姿を見ることができたのは、とても嬉しいことだった」

 2位マンチェスター・Cと5ポイント差をキープするアーセナル。次節は、12日に敵地へ乗り込み、フルハムと対戦する。

●プレミアリーグ2022-23特集

TOP