バイエルンのFWサディオ・マネとDFジョアン・カンセロは今夏、クラブを去る可能性が高いようだ。英『スカイスポーツ』が伝えた。

　昨夏、リバプールから加入したマネは、32試合を消化したリーグ戦で24試合7得点の記録しか残せていない。特に、カタールW杯前の負傷から復帰した2月以降は6試合に先発しただけで1得点にとどまり、4月には同僚のFWリロイ・サネの顔を殴打し、クラブ史上最高額の罰金を科されるなど、マイナスのイメージが拭えないでいる。

　トーマス・トゥヘル監督からの信頼も得られていないようで、『スカイスポーツ(ドイツ)』のフロリアン・プレッテンベルグ記者は、プレミアリーグへの復帰が最も現実的な選択肢であると考えている。

　サネとの一件があった後、プレッテンベルグ記者は「今の彼はリバプールのサディオ・マネとは違う。スピードがなく、ドリブルもタックルもあまりうまくないし、身のこなしも悪い。彼のパフォーマンスと“あの行動”のせいで、今後は内部で批判的に見られるようになるだろう」と語っている。

「多くの選手がマネから距離を置いている。彼は高額の給料をもらっており、夏の売却候補だ。トーマス・トゥヘルは来季、彼と一緒に仕事をするつもりはない」

　また、今季途中にマンチェスター・Cからレンタルで加入したカンセロに対し、バイエルンは買い取りのオプションを持っているが、6000万ポンド(約98億円)を超える金額を支払うつもりはないようだ。

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