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メッシを買い戻すようバルセロナ会長に要請…シャビ監督「全てはメッシ次第だ」

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去就注目のFWリオネル・メッシ

 バルセロナシャビ・エルナンデス監督が今夏にパリSGからFWリオネル・メッシを買い戻すようクラブ上層部に呼びかけたようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

 今季のバルセロナはシャビ監督の下、4試合を残してラ・リーガ優勝を確定させた。メッシが絶対的エースとして君臨していた2018-19シーズン以来の戴冠となる。

 同メディアによると、2021年夏にバルセロナを去ったメッシは今季限りでパリSGを退団する意向とみられ、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は同選手の復帰を検討しているという。

 シャビ監督はスペイン『スポルト』に「もしメッシが戻ってきたら、私たちの目指すサッカーに役立つことは間違いない」とコメント。カンプ・ノウ帰還を歓迎するとともに、その希望をラポルタ会長にも伝えたと明かした。

「このことは会長にも話した。彼はまだハングリー精神を持っている」

「彼は依然として勝者であり、リーダーであり、他とは違った選手だ。バルセロナは、2010年に頂点に到達した時と同じレベルにはまだ達していない」

「メッシはラストパスを出し、守備をこじ開け、ゴールを決めるという才能を持っている。ファイナルサードで、彼は違いをもたらすことができる」

 一方で、かつての大エースを呼び戻すには、財政面でのハードルをいくつか越えなければならない。メッシは今夏にパリSGとの現行契約満了を迎えるため、フリートランスファーとなるが、現給与を下回る契約条件などを受け入れる必要があると一部で報じられている。

 シャビ監督は、メッシの移籍が成立するかどうかは本人に委ねられていると語った。

「彼がまだチームの助けになることは疑いようがない。しかし、結局のところ全ては彼次第だ」

「彼本人や代理人と話をするつもりだ。レオ(メッシの愛称)に優先権があるのは間違いないと思う。確かに、メッシがいなくなってからも優勝しているのは事実だし、非常にうまく立て直せたと思う。獲得したリーグタイトルとスーパーカップには壮大なメリットがあるし、サッカー史上最高の選手がいなくても、このクラブには多くの強みがある」

 メッシに対してサウジアラビアやMLSのクラブからのオファーも伝えられる中、指揮官は「全てを勝ち取った選手との交渉だから難しいところもある。私は彼の頭の中を知っているわけではないが、彼との関係については非常に明確にしている。扉は大きく開いている。そして、もし彼が来たいのであれば、それが実現できると信じて疑わないし、彼は私たちを助けてくれるだろう。しかし、それは彼次第だ」と強調した。

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