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スペインがイタリアとの接戦を制し、EURO2012以来の主要タイトルに王手!「重要なことはトロフィーを獲得すること」

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決勝ゴールを挙げたFWホセル

 UEFAネーションズリーグ(UNL)準決勝が15日に行われ、スペイン代表イタリア代表に2-1で勝利。18日の決勝に駒を進めた。33歳の“新人”FWホセル(エスパニョール)が決勝ゴールを挙げている。英『BBC』が伝えている。

 スペインは前半3分に相手のビルドアップを奪い切り、FWジェレミ・ピノ(ビジャレアル)が先制ゴールを挙げる。しかし、同10分にはDFロビン・ル・ノルマン(ソシエダ)のハンドでPKを献上。FWチーロ・インモービレ(ラツィオ)に同点ゴールを決められてしまう。前半を1-1で折り返し、後半も拮抗状態が続く中で迎えた後半44分、MFロドリ(マンチェスター・C)のシュートのこぼれ球をホセルが押し込み、スペインの決勝ゴールとなった。

 スペインがNNLのタイトルに王手をかけた。主要大会での優勝はEURO2012から遠ざかっており、ロドリは「いま最も重要なことは、このトロフィーを獲得することだ」と強調する。「長い間、僕らはトロフィーを手にしていなかった。日曜日の夜にはそのチャンスがある」とタイトル奪取に意欲を燃やした。

 スペインのルイス・デ・ラ・フエンテ監督は「この勝利を表現するならば、満足感と誇りだ」と喜びを表現する。「本当にレベルの高い試合ができた。試合前に選手たちには、私たちが何を望んでいるかを伝え、彼らはそれを忠実に守ってくれた。この勝利のために、非常に優秀な選手たちが能力を発揮してくれたんだ」。接戦を制した教え子たちを称えた。

 決勝ゴールを決めたホセルは、33歳にして今年3月に国際デビュー。現在3試合に出場して3ゴールという活躍を残している。22-23シーズンのラ・リーガではチームが降格したにもかかわらず、FWロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)、FWカリム・ベンゼマ(R・マドリー)に次ぐ3位の16ゴールとブレイクしていた。

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