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日本の気候には苦労も…マンC先制弾の20歳MFマカティー「なんとか監督に印象を残そうと頑張った」

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MFジェームス・マカティー

[7.26 Audi Football Summit バイエルン 1-2 マンチェスター・C 国立]

 2試合連続での先発起用に応えた。マンチェスター・シティMFジェームス・マカティーは前半21分、FWフリアン・アルバレスのシュートの間にゴール前へ駆け上がると、GKヤン・ゾマーが弾いたこぼれ球に反応。冷静にゴールマウスに押し込み、バイエルン相手に先制ゴールを奪った。

 アカデミー時代の2021-22シーズンにトップチームでの公式戦デビューを果たし、昨季はシェフィールド・ユナイテッドへの武者修行でチャンピオンシップ(イングランド2部)37試合9ゴールを記録した20歳。試合後の取材では「本当に湿気がすごく、汗もいっぱいかいて疲れ切ったが、フィットネスが十分ではない中でなんとか(ジョゼップ・グアルディオラ)監督に印象を残そうと頑張った」と笑顔を浮かべながら振り返った。

 2シーズンぶりの帰還で欧州王者の基準に順応できるかどうかが試されるシーズン。「フィットネスも上がってきている」といい、まずは8月6日に控えているFAコミュニティ・シールドに向けて「初戦がアーセナル戦なのでそこまでに準備を整えていきたい」と意気込みを述べた。

 また今回の日本ツアーでは観光も楽しんだ様子。2試合でのべ12万6千人以上の観衆が集まったことに「本当に感謝しかない。みなさんありがとう。日本のファンの皆さんもスタジアムまで足を運んでくれて、イギリスからもはるばる日本まで来たサポーターもたくさんいた。大きな声で応援を受けて勇気が出た」と述べたマカティーは「東京は美しい街でとても素敵だった」と好印象を示し、「ぜひもう一度来て、今度はもっと東京を見たい」と話した。

(取材・文 竹内達也)
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