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マンCの遠方ツアーは苦痛ではない? ペップが本音チラリ「若いときはブツブツ言っていたが…」

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ジョゼップ・グアルディオラ監督

[7.26 Audi Football Summit バイエルン 1-2 マンチェスター・C 国立]

 猛暑の日本で2試合をこなした。マンチェスター・シティは23日の横浜F・マリノス戦、そしてバイエルン戦で2連勝。この後、30日には韓国のソウルでアトレティコ・マドリーと対戦する。過密日程で遠方のプレシーズンマッチを行うことについて、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「自分が若いときはブツブツ言っていたが…」と本音を語った。

 シティは23日の横浜FM戦で5-3の勝利を収めると、ドイツ王者・バイエルンとの試合でも勝利を収めた。前半21分にMFジェームズ・マカティーが先制点を奪うと、1-0で前半を折り返す。後半36分に追いつかれるが、同42分にはDFエメリク・ラポルトが勝ち越しゴール。2-1で接戦を制し、日本での2試合を連勝で終えた。

 試合後の会見で、グアルディオラ監督は「良いテストだった」と総括。DFナタン・アケが前半29分に途中交代となったが、「下げたのは念のため。筋肉が硬くなっていたので」とその理由を語る。「結果は重要ではなく、内容には満足している。ミスもあったが、それで何が欠けているかがわかる」と内容にも満足した様子を見せた。

 ヨーロッパから遠く離れた日本でのツアーには、グアルディオラ監督も本音もチラリ。若いときは不満を述べていたと冗談交じりに答えつつ、「私も歳を取ったので、こういうことをしないといけないということはわかっています」と回答。「ビジネス面での理由もある。普段からこういうツアーをすることを受け入れている。にっこり笑って怪我なく帰ることが大事だ」と達観すらしており、「東京にありがとうと言いたい」と感謝を伝えた。

 昨シーズン得点王のハーランドは横浜FM戦で2ゴールも、今回は後半45分間でノーゴール。しかし指揮官は心配せず。「きょうのようにゴールを決められないときもある。何か変える必要があるか、ハーランドが自分の中でそれを見出して実践する。問題ない」と“怪物”2年目の活躍にも自信をのぞかせていた。

(取材・文 石川祐介)
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