マンCがバイエルンを撃破! 国立好カードはラポルトが終盤勝ち越し弾…ハーランドは後半投入も不発
[7.26 Audi Football Summit バイエルン 1-2 マンチェスター・C 国立]
26日、国立競技場で『Audi Football Summit』が行われ、バイエルン(ドイツ)とマンチェスターシティ(イングランド)が対戦。シティが2-1で勝利を収めた。
ブンデスリーガ11連覇のバイエルンと、UEFAチャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップの3冠を果たしたシティの王者同士による一戦が日本で行われた。バイエルンは25日に来日したばかり。一方、シティは23日にJリーグ王者の横浜F・マリノスと対戦し、5-3で勝利を収めている。
バイエルンは4-2-3-1の布陣を敷く。GKはヤン・ゾマー、4バックは左からDFアルフォンソ・デイビス、DFダヨ・ウパメカノ、DFバンジャマン・パバール、DFヌセア・マズラウィ。ボランチ2人はMFヨシュア・キミッヒとMFコンラッド・ライマー。2列目は左からFWキングスレイ・コマン、MFジャマル・ムシアラ、FWレロイ・サネで、前線1トップにFWセルジュ・ニャブリが入った。
シティも4-2-3-1の布陣。GKはエデルソン・モラエスで、4バックは左からDFナタン・アケ、DFルベン・ディアス、DFジョン・ストーンズ、DFカイル・ウォーカー。ボランチ2人はMFマテオ・コバチッチとDFリコ・ルイス。2列目は左からMFジャック・グリーリッシュ、MFジェームズ・マカティー、MFベルナルド・シウバで、1トップはFWフリアン・アルバレスとなった。
シティがボールを保持し、バイエルンはカウンターを仕掛けていく。決定機を続けたのはバイエルン。前半18分、ムシアラのスルーパスにサネが反応し、中盤を突破する。PA右でGKエデルソンの飛び出しに阻まれると、ムシアラがこぼれ球からシュート。しかし、ゴール上に大きく外れた。
さらにバイエルンは前半19分、PA手前でFKを得ると、サネがキッカーを務める。左足シュートは縦回転がかかり、ゴール枠を脅かすが、クロスバーを直撃。惜しくもゴールとはならなかった。
すると、守勢に回っていたシティが均衡を破る。前半21分、右サイドのウォーカーが右サイド内側にパス。反応したリコがPA右から折り返し、アルバレスがシュートもGKゾマーに止められる。しかし詰めたマカティーが押し込んだ。18歳リコや20歳マカティーの躍動で、シティが待望の先制ゴールとなった。
先制したシティだが、前半29分にアクシデント。プレーが止まったタイミングでアケが自ら座り込む。右太ももを痛めた様子で、そのままDFマヌエル・アカンジと交代した。
追いかけるバイエルンは前半42分、サネからパスを受けたムシアラがシュートも、GKエデルソンの正面。直後にはコマンがカットインから右足シュートもリコにブロックされた。シティも前半終了間際に相手GKゾマーのミスを突き、シウバが狙うもゴールはならず。前半はそのままシティが1-0でリードを保ち、後半に折り返した。
ハーフタイムでバイエルンはGK含む全員交代。シティはGKエデルソンとシウバ、アカンジ以外の8人を交代させる。
バイエルンはGKスベン・ウルライヒ、4バックは左からDFフランツ・クラツィヒ、DFアントニオ・ティクビッチ、DFヨシプ・スタニシッチ、DFブナ・サール。ボランチ2人はMFライアン・フラーフェンベルフとMFレオン・ゴレツカ。2列目は左からFWサディオ・マネ、MFガブリエル・ビドビッチ、MFパウル・バナー。1トップはFWマティス・テルが入った。
シティはGKはエデルソン、3バックは左からアカンジ、DFエメリク・ラポルト、DFジョアン・カンセロ。ボランチ2人はMFカルビン・フィリップス、MFロドリ。左WBはDFセルヒオ・ゴメス、右WBはMFオスカー・ボブ。前線3枚はMFフィル・フォーデン、FWアーリング・ハーランド、シウバとなった。
後半はシティがペースを握る。中盤から前線への自由に動くシウバと右サイドのボブの好連係でチャンスを作っていく。バイエルンは防戦一方で、最前線のテルが反撃に備えた。シティは後半26分にシウバを下げ、MFマキシモ・ペローネを投入した。
拮抗状態が続く中、バイエルンが後半36分に同点に追いつく。左サイドをクラツィヒが駆け抜け、PA左に入り込む。折り返しをバナーが合わせ、GKエデルソンのキャッチ損ねたところをテルが押し込む。18歳FWのゴールで1-1と試合は振り出しに戻った。
リードがなくなったシティはハーランドが躍動。後半39分、フォーデンが中盤からFKを蹴ると、ハーランドがPA内で胸トラップから左足ボレー。しかし相手選手にブロックされる。同42分には勝ち越しに成功。セットプレーの流れからフォーデンがPA右からシュートを放つ。GKゾマーに阻まれるが、すかさずボールをPA中央へ。最後はラポルトが押し込み、2-1と再びリードした。
試合はそのまま終了し、シティが2-1で勝利。ドイツ王者撃破で、横浜FMに続く日本ツアー連勝を果たした。
(取材・文 石川祐介)
●ブンデスリーガ2023-24特集
●プレミアリーグ2023-24特集
26日、国立競技場で『Audi Football Summit』が行われ、バイエルン(ドイツ)とマンチェスターシティ(イングランド)が対戦。シティが2-1で勝利を収めた。
ブンデスリーガ11連覇のバイエルンと、UEFAチャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップの3冠を果たしたシティの王者同士による一戦が日本で行われた。バイエルンは25日に来日したばかり。一方、シティは23日にJリーグ王者の横浜F・マリノスと対戦し、5-3で勝利を収めている。
バイエルンは4-2-3-1の布陣を敷く。GKはヤン・ゾマー、4バックは左からDFアルフォンソ・デイビス、DFダヨ・ウパメカノ、DFバンジャマン・パバール、DFヌセア・マズラウィ。ボランチ2人はMFヨシュア・キミッヒとMFコンラッド・ライマー。2列目は左からFWキングスレイ・コマン、MFジャマル・ムシアラ、FWレロイ・サネで、前線1トップにFWセルジュ・ニャブリが入った。
シティも4-2-3-1の布陣。GKはエデルソン・モラエスで、4バックは左からDFナタン・アケ、DFルベン・ディアス、DFジョン・ストーンズ、DFカイル・ウォーカー。ボランチ2人はMFマテオ・コバチッチとDFリコ・ルイス。2列目は左からMFジャック・グリーリッシュ、MFジェームズ・マカティー、MFベルナルド・シウバで、1トップはFWフリアン・アルバレスとなった。
シティがボールを保持し、バイエルンはカウンターを仕掛けていく。決定機を続けたのはバイエルン。前半18分、ムシアラのスルーパスにサネが反応し、中盤を突破する。PA右でGKエデルソンの飛び出しに阻まれると、ムシアラがこぼれ球からシュート。しかし、ゴール上に大きく外れた。
さらにバイエルンは前半19分、PA手前でFKを得ると、サネがキッカーを務める。左足シュートは縦回転がかかり、ゴール枠を脅かすが、クロスバーを直撃。惜しくもゴールとはならなかった。
すると、守勢に回っていたシティが均衡を破る。前半21分、右サイドのウォーカーが右サイド内側にパス。反応したリコがPA右から折り返し、アルバレスがシュートもGKゾマーに止められる。しかし詰めたマカティーが押し込んだ。18歳リコや20歳マカティーの躍動で、シティが待望の先制ゴールとなった。
先制したシティだが、前半29分にアクシデント。プレーが止まったタイミングでアケが自ら座り込む。右太ももを痛めた様子で、そのままDFマヌエル・アカンジと交代した。
追いかけるバイエルンは前半42分、サネからパスを受けたムシアラがシュートも、GKエデルソンの正面。直後にはコマンがカットインから右足シュートもリコにブロックされた。シティも前半終了間際に相手GKゾマーのミスを突き、シウバが狙うもゴールはならず。前半はそのままシティが1-0でリードを保ち、後半に折り返した。
ハーフタイムでバイエルンはGK含む全員交代。シティはGKエデルソンとシウバ、アカンジ以外の8人を交代させる。
バイエルンはGKスベン・ウルライヒ、4バックは左からDFフランツ・クラツィヒ、DFアントニオ・ティクビッチ、DFヨシプ・スタニシッチ、DFブナ・サール。ボランチ2人はMFライアン・フラーフェンベルフとMFレオン・ゴレツカ。2列目は左からFWサディオ・マネ、MFガブリエル・ビドビッチ、MFパウル・バナー。1トップはFWマティス・テルが入った。
シティはGKはエデルソン、3バックは左からアカンジ、DFエメリク・ラポルト、DFジョアン・カンセロ。ボランチ2人はMFカルビン・フィリップス、MFロドリ。左WBはDFセルヒオ・ゴメス、右WBはMFオスカー・ボブ。前線3枚はMFフィル・フォーデン、FWアーリング・ハーランド、シウバとなった。
後半はシティがペースを握る。中盤から前線への自由に動くシウバと右サイドのボブの好連係でチャンスを作っていく。バイエルンは防戦一方で、最前線のテルが反撃に備えた。シティは後半26分にシウバを下げ、MFマキシモ・ペローネを投入した。
拮抗状態が続く中、バイエルンが後半36分に同点に追いつく。左サイドをクラツィヒが駆け抜け、PA左に入り込む。折り返しをバナーが合わせ、GKエデルソンのキャッチ損ねたところをテルが押し込む。18歳FWのゴールで1-1と試合は振り出しに戻った。
リードがなくなったシティはハーランドが躍動。後半39分、フォーデンが中盤からFKを蹴ると、ハーランドがPA内で胸トラップから左足ボレー。しかし相手選手にブロックされる。同42分には勝ち越しに成功。セットプレーの流れからフォーデンがPA右からシュートを放つ。GKゾマーに阻まれるが、すかさずボールをPA中央へ。最後はラポルトが押し込み、2-1と再びリードした。
試合はそのまま終了し、シティが2-1で勝利。ドイツ王者撃破で、横浜FMに続く日本ツアー連勝を果たした。
(取材・文 石川祐介)
●ブンデスリーガ2023-24特集
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