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FKの名手ウォード・プラウズが“20年在籍”サウサンプトンに別れ…移籍金55億円でウエスト・ハム加入

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ウエスト・ハムに加入したMFジェームズ・ウォード・プラウズ

 ウエスト・ハムは14日、サウサンプトンMFジェームズ・ウォード・プラウズの加入を発表した。

 1994年11月1日生まれの現在28歳は、8歳のときにサウサンプトンの下部組織に加入。11年にトップチームデビューを果たすと、その後は主軸としてチームをけん引してきた。FKの名手としても知られており、右足から繰り出される正確無比なキックで多くの好機を生み出すだけでなく、プレミアリーグ通算17本の直接FKを沈めてきた。この数字はデビッド・ベッカム氏の18本に次ぐ歴代2位の記録となっている。

 下部組織から20年もの間サウサンプトンに在籍し、トップチームで公式戦410試合出場55得点54アシストを記録してきたバンディエラだが、チームの2部降格にともない新天地を求めることとなった。契約期間は27年までの4年契約。英『スカイスポーツ』によると、移籍金は3000万ポンド(約55億円)になるようだ。

 ウォード・プラウズはウエスト・ハムのクラブ公式ウェブサイトを通じ、「ウエスト・ハムに来ることができて興奮しているよ。ここにいられることは素晴らしいことだし、前進するのが楽しみだ」とコメント。また、チームを率いるデビッド・モイーズ監督は「ジェームズほどのクオリティと経験を持つ選手を迎え入れることができて嬉しく思う」と喜びを表している。

 なお、ウエスト・ハムは今夏、主将のMFデクラン・ライスがアーセナルに移籍。メキシコ代表MFエドソン・アルバレスに続く補強となっている。

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