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スタメン鎌田大地の交代後、まさかの展開に…昨季2位ラツィオがレッチェに敗れて黒星スタート

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MF鎌田大地が開幕戦でスタメン出場

[8.20 セリエA第1節 レッチェ 2-1 ラツィオ]

 セリエA第1節が20日に行われ、昨季2位のラツィオは敵地で同16位レッチェを相手に1-2の逆転負けを喫した。今夏にフランクフルトからラツィオへ完全移籍したMF鎌田大地は、右のインサイドハーフで先発出場。1点リードの後半10分までプレーした。

 鎌田は昨季限りでフランクフルトを退団し、ミランをはじめとする複数クラブが新天地候補に挙がった中、今月5日にラツィオ加入が決定。13日のプレシーズンマッチでいきなりゴールを奪うと、マウリツィオ・サッリ監督率いるチームの開幕スタメンに名を連ねた。

 スタート時のフォーメーションは互いに4-3-3。ラツィオはハイプレスを仕掛けてくるレッチェに対して苦戦を強いられたが、前半26分にワンチャンスを生かして先制に成功した。

 敵陣に持ち出したセンターバックのDFアレッシオ・ロマニョーリから左インサイドハーフのMFルイス・アルベルトに鋭い縦パスが入ると、相手の間をすり抜けるように走り込んだアルベルトがペナルティエリア中央へボールを送る。エースのFWチーロ・インモービレが滑りながら右足でねじ込み、スコアを1-0とした。

 前半の鎌田は得点にこそ絡まなかったものの、ビルドアップの出口になる動きなどで貢献。ラツィオはリードしたままハーフタイムを迎えた。

 後半10分になると、鎌田はMFマティアス・ベシーノとの交代でベンチへ。ラツィオは終盤までピンチをしのいでいたが、同40分にレッチェのFWポントゥス・アルムクビストに左足のシュートを叩き込まれ、同点に追い付かれる。

 さらに直後の後半42分、混戦からFWフェデリコ・ディ・フランチェスコに右足で蹴り込まれ、逆転弾を献上。ラツィオは1-2で敗れ、黒星スタートとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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