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「クレイジー」な加入劇を振り返るMF遠藤航「カイセドがリバプールに行ったと思っていた」

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リバプールMF遠藤航

 シュツットガルトからリバプールへの移籍が発表されて即デビューを飾った日本代表MF遠藤航。リバプール行きのチャンスがあると知ったのは「3、4日前だった」と明かしている。

 18日にリバプールへの加入が正式加入が発表されると、翌19日のプレミアリーグ第2節ボーンマス戦でベンチ入り。そして、MFアレクシス・マック・アリスターの退場で数的不利となった後半18分に緊急投入され、リバプールデビューを飾り、3-1の勝利に貢献した。

 移籍後即デビューを飾った遠藤が試合後に明かした心境を、クラブ公式ウェブサイトや英紙『ミラー』が伝えている。

「(リバプールに加入する)チャンスがあると知ったのは3、4日前だった」と語ると、それからの時間は「とても、とても早かった」と明かす。「週の初めにブンデスリーガでプレーする準備をしていたのに、週の終わりにはここアンフィールドでファンの前でプレーすることになった。クレイジーだよ」。

 リバプールは今夏、長年チームを支えてきたMFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョがサウジアラビアに新天地を求め、新戦力としてブライトンMFモイセス・カイセドの獲得に迫っていた。クラブ間合意に達して加入間近と思われていたものの、カイセド自身がリバプール入りを拒否してチェルシー移籍が決定した。

 遠藤は「正直なところ、リバプールが中盤の選手、6番の選手を欲しがっているというニュースを追っていた」ようで、「カイセドがリバプールに行ったと思っていた」という。しかし、カイセドがチェルシーに加入することを知って、「もしかしたらと思ったんだ」と答えている。

「ヘンダーソンやファビーニョが移籍して、チャンスがあるかもしれないと思った。あっという間の出来事だったし、こんなにも早く決断しなければならなかったけど、プレミアリーグでプレーするのは僕の夢だったから、ノーとは言えなかったんだ」

 夢だったと語ったプレミアリーグでのプレー。あっという間の加入劇になったが、「自分は経験豊富な選手なので、このような状況でも受け入れて対処しなければいけない。ハードだったけど、僕にとっては特別な瞬間だった」と充実感を漂わせていた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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