フランスサッカー連盟(FFF)は21日、元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏(46)がU-21フランス代表の新監督に就任すると発表した。契約期間は2025年までの2年間。初優勝を目指す2024年パリオリンピックでチームを率いることになる。

　アンリ氏は現役時代にアーセナルやバルセロナで活躍し、プレミアリーグで歴代最多となる4度の得点王を獲得した。フランス代表では自国開催の1998年W杯ワールドカップ、EURO2000の優勝を経験。引退後はアーセナルのU-18チームやベルギー代表のアシスタントコーチを歴任し、その後はモナコとモントリオールの指揮官を務めた。2021年5月には再びベルギー代表のアシスタントコーチに就任。今年2月に退任が発表されていた。

　U-21フランス代表は9月7日にデンマークとの親善試合、同11日にU-21欧州選手権予選のスロベニア戦に臨む。