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開幕3戦4発のベリンガムにレアル指揮官「絶好調だ」アラバは「彼は普通じゃない。言葉が出ない」

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絶好調のMFジュード・ベリンガム

[8.25 ラ・リーガ第3節 セルタ 0-1 R・マドリー]

 レアル・マドリーは25日、ラ・リーガ第3節でセルタのホームに乗り込み、1-0で勝利を収めた。開幕3連勝を飾り、暫定で単独首位に立っている。

 開始早々にネットを揺らされたシーンはVARで失点回避となったレアルだったが、前半18分にFWビニシウス・ジュニオールがアクシデントで交代。後半23分にはFWロドリゴ・ゴエスがPKを失敗するなど、ゴールが遠い展開が続いた。

 それでも後半36分、今夏にドルトムントから加入したMFジュード・ベリンガムがチームを救う。右CKからMFトニ・クロースが右足でクロスを供給。ビニシウスに代わって緊急投入されていたFWホセルが頭でそらし、最後はベリンガムがヘディングで押し込んだ。

 ベリンガムは開幕3戦連発となる今季4ゴール目を記録。レアルは苦しみながらも1-0でセルタを振り切り、無傷の3連勝とした。

 クラブ公式サイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後の会見で「ベリンガムは絶好調で、ゴールを決めてチームに貢献し続けている」と新戦力の20歳MFを称賛。「ゴールは彼の最も重要な資質ではないが、よくやってくれている。ボールがない時によく動いているし、インテリジェンスで、適切なタイミングでゴールに迫る。また裏への抜け出しで高い能力を備えている」と満足げに語った。

 前半に交代となったビニシウスに関しては「彼はプレーを続けたがっていたし、そこまで深刻なものではなかったと思う。プレーを続けようと試みていたが、少し違和感があったので交代することを決断した」と説明。「(9月2日の第4節)ヘタフェ戦には出場しないと思う」としつつ、「(代表ウィークによる)リーガ中断期間は我々がプレーを再開する時のための回復に役立つだろう。彼は試合の入りがとても良かったし、止めるのが不可能なように見えたので残念だ。彼なしで我々はより苦労したが、またセルタの守備もとても良かった」と続けた。

 また、DFダビド・アラバは「あのような勝利を手にして、とても気分がいい。簡単ではなかったが、こういう勝利はチームにとって非常に重要だ。僕たちをより結束させ、より強くしてくれる。時には4-0で勝つよりいいこともある」とコメント。決勝点を挙げたベリンガムに対しては「ベリンガムは普通じゃない。何と言ったらいいか、言葉が出ないよ。とても才能があり、トレーニングにも一生懸命取り組んでいる。彼は多くの資質を持っていて、毎週それを証明している」と絶賛の言葉を送った。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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