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移籍後初ゴールが劇的決勝弾!! アーセナルMFライス、試合後のスタジアムの雰囲気は「信じられない」

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アーセナルMFデクラン・ライス

 今夏、英国人史上最高額でアーセナルに加入したMFデクラン・ライスが大一番で大仕事をやってのけた。

 ウエスト・ハムの下部組織で育ち、17年にトップチームデビューを果たしたライスはクラブ通算245試合に出場して15得点を記録。“クラブの顔”としてプレーしてきたが、固定額1億ポンド(約182億円)+ボーナス500万ポンド(約9億円)というイギリス人選手の史上最高額となる移籍金で今夏アーセナルに加入した。

 プレミアリーグ開幕スタメンを飾ると、先発出場を続け、3日の第4節マンチェスター・Uとのビッグマッチでもスターティングメンバーに名を連ねた。試合は前半27分にFWマーカスラッシュフォードの得点でマンチェスター・Uが先制も、直後の28分にMFマルティン・ウーデゴーアがネットを揺らしてアーセナルが追い付く。

 1-1のまま試合は進み、このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。90+6分、MFブカヨ・サカが蹴り出した右CKがファーサイドで待つライスの元へ。胸トラップでボールを落ち着けると右足を振り抜く。ボールは相手選手に当たってコースが変わりながらもゴールマウスに吸い込まれ、値千金の決勝ゴールが生まれた。

 さらに、90+11分にFWガブリエル・ジェズスがダメ押しゴールを記録し、アーセナルは3-1の劇的な勝利を収めた。

 クラブ公式ウェブサイト(www.arsenal.com)によると、ホームゲームで移籍後初ゴールを奪ったライスは、「得点を決め、このようなビッグマッチで勝ち点3を獲得し、スタジアムが安堵のため息に包まれたのを感じたよ。信じられないことであり、僕たちはそのためにサッカーをしているんだ」と語り、喜びを表している。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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