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ヘンダーソンに飛ぶブーイング…イングランド代表指揮官「原因は分かっているが…」

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MFジョーダン・ヘンダーソン

 イングランド代表のキャプテンを務めるMFジョーダン・ヘンダーソン(アルイテファク)に自国のサポーターからブーイングが飛んだ。イギリス『BBC』が13日に伝えている。

 イングランド代表は13日、国際親善試合でオーストラリア代表と対戦(○1-0)した。ヘンダーソンはボランチの位置で先発出場。すると、後半17分の交代時に一部のサポーターから野次やブーイングを浴びせられた。

 英メディアの記事によると、事の発端はヘンダーソンの移籍だという。リバプール在籍時にはLGBTQ+コミュニティの代表的な存在だったが、同性愛を違法とするサウジアラビアへの移籍が一部のファンやLGBTQ+の活動家より批判されてる模様。さらに、同国の2034年ワールドカップ招致を支持するコメントがそれを加熱させたようだ。

 主将へのブーイングについて、イングランドのガレス・サウスゲート監督は「何が原因でそうなったのかは分かっているが、イングランド代表としてプレーし、心血を注いでいる選手に(ブーイングを)与えるというのは論理に反する」と非難。「(ブーイングは)彼やチームにとって役に立つのか?彼はイングランド代表として79キャップを記録し、もたらしたものは並外れたものだ」とコメントしている。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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