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賭博容疑で2選手がイタリア代表を離脱…スパレッティ監督「チームにとってトラウマ的な出来事だった」

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イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督

 イタリア代表のMFニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ)とMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)が賭博違反容疑の捜査でチームを離脱したことに関し、ルチアーノ・スパレッティ監督が「トラウマ的な出来事だった」と語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

 両選手はEURO2024予選に臨むイタリア代表に招集されていたが、先週警察が2人を尋問するために現れ、チームを離れることになった。現在は違法賭博の疑いで正式な捜査を受けている。

 スパレッティ監督は17日の第8節イングランド代表戦を前にした記者会見で、チーム全員にとってつらいものだったと認めた。

「チームにとってはトラウマ的な出来事だった。実質、ロッカールームの中に当局が来たようなものだった」

「少し動揺し、驚いたよ。しかし、彼らに別れを告げてから丸一日、多くの者が彼らを抱きしめにいった」

「当事者たちは打ちのめされていた。代表チームとして一緒に過ごし、試合を経験することで、大切な人間関係が生まれる」

「我々は彼らをサポートすることを約束したし、これからもそうするつもりだ」

 同メディアによると、ザニオーロとトナーリは近いうちにトリノ検察庁から召喚されることが予想されるという。

 激震に見舞われたイタリアは14日の第7節でマルタ代表に4-0で勝利し、現在グループ2位。17日の第8節は勝ち点3差の首位イングランドとの大一番となる。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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