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「彼の得点がなかったら私は今ここにいない」アンチェロッティ監督がセビージャDFとの再会を心待ちに

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レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督が21日に敵地で行われるラ・リーガ第10節セビージャ戦を前に、元レアルのDFセルヒオ・ラモスについて言及した。クラブ公式サイトが伝えている。

 S・ラモスは2005年夏にセビージャからレアルへ移籍し、16年間にわたって活躍。5度のラ・リーガ優勝、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇など、クラブに数々の栄光をもたらした。2021年にレアルを退団した後はパリSGへ。2度のリーグアン優勝などに貢献し、今季から古巣セビージャに復帰した。

 アンチェロッティ監督の下では2013-14、2014-15シーズンの第1次政権時にプレー。2013-14シーズンの欧州CL決勝のアトレティコ・マドリー戦(○4-1)では、後半アディショナルタイムに起死回生の同点ゴールを奪い、延長戦を制してのデシマ(10度目の欧州CL制覇)を呼び込んだ。

 レアル指揮官は「私は彼に会って挨拶するのがとても嬉しい。私は指揮した全ての選手に対して愛情を持っているのは確かだが、彼に対しては特別なものがある」と再会を心待ちにするとともに、S・ラモスが自身のキャリアを築く上で重要な存在だったと語っている。

「もし彼が(2013-14シーズンの)チャンピオンズリーグ決勝で得点していなければ、おそらく私は今ここにいなかっただろう。彼がやったあらゆることによって、おそらく誰もが彼に対して多くの愛情を抱いていると思うが、私は誰よりもそういうところがある」

 S・ラモスはレアル時代に高い守備力と強烈なリーダーシップでチームを引っ張っただけでなく、前述の欧州CL決勝のように、ここ一番で抜群の得点力を発揮してきた。

 特徴をよく知るアンチェロッティ監督は「彼には多くのクオリティーがあるから、素晴らしい試合になるだろう」と展望。「もし彼が得点しても、やりたいようにすればいい」と歓迎した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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