マンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したボビー・チャールトン氏が21日、86歳で亡くなった。イギリス『BBC』によると、家族に見守られながら息を引き取ったという。

　チャールトン氏は、マンチェスター・ユナイテッドの育成組織出身でそこからトップチームへ昇格。17年間の在籍期間中には758試合に出場し、249得点を記録した。3つのリーグタイトルにヨーロッパカップ、FA杯を獲得。イングランド代表としては106試合出場で49ゴールをマークし、自国開催となった1966年のワールドカップで優勝を果たした。

　W杯を掲げた同年には、バロンドールを受賞。マンチェスター・Uはそんなレジェンドの訃報を受け、クラブを通じて「彼の比類なき業績、人格、奉仕の記録は、マンチェスター・ユナイテッドとイングランドフットボールの歴史に永遠に刻まれ、彼の遺産は、人生を変えるサー・ボビー・チャールトン財団の活動を通して生き続けるだろう」と哀悼の意を表した。

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