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伊東純也が圧倒的存在感でゴール関与も…スタッド・ランスはドロー決着、カナダ戦負傷の中村敬斗はメンバー外

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勝ち点1を分け合うことに

[10.22 リーグアン第9節 トゥールーズ 1-1 スタッド・ランス]

 スタッド・ランスのFW伊東純也は22日、リーグアン第9節のトゥールーズ戦に先発出場した。チームは1-1で引き分けに終わるも、伊東は10番のMFテディ・テウマが欠場したため流動的に動いて存在感を発揮。FW中村敬斗は日本代表活動中の負傷により、加入後初のメンバー外となった。

 伊東は神戸で行われた日本対チュニジアに72分間出場し、中4日でフランスへ戻っての公式戦。ウィリアム・スティル監督は試合前会見で移動による疲労を懸念していたが、序盤から見せ場を作った。

 前半9分、伊東が中央でボールを受けるとドリブルで持ち運んでペナルティーエリア内からシュートを放つ。これが相手に当たってCKになると、伊東はキッカーを務めてチャンスメイク。ファーサイドのDFエマニュエル・アグバドゥへ絶妙なボールを供給したが、ヘディングシュートはゴールライン上で相手選手のクリアに遭った。このこぼれ球をDFユニス・アブデルハミドがオーバーヘッドで反応するも、ポストに当たって得点には至らなかった。

 なおも伊東は前半14分、左サイドでボールを受けると中へ切り込みながらタイミングを外して相手をかわし、カバーに入ったDFを股抜きで突破して右足を振り抜く。GKギヨーム・レステスは一歩も動けなかったが、再びポストに阻まれた。スタッド・ランスは前半終了間際にもオウンゴールでの得点機会が枠に嫌われ、スコアレスで試合を折り返した。

 後半が始まって2分21秒、ついにスタッド・ランスがゴールネットを揺らす。伊東がMFトマ・フォケとのワンツーで右サイドを突破すると2人をかわしてPA内へ。FWモハメド・ダラミーへのラストパスはカットされたが、MFアミル・リシャルドソンが中途半端になったクリアに反応して強烈なシュートを突き刺した。

 しかし、トゥールーズは直後の後半6分にFWタイス・ダリンガが一瞬の隙をついて同点ゴールを決める。その後、両チームともに2点目を狙うもゴールネットは揺らせず。勝ち点1を分け合うこととなった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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