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ドリンクウォーターが現役引退を発表…“ミラクル・レスター”で注目も1年以上無所属「燃える気持ちにはならなかった」

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MFダニー・ドリンクウォーターが現役引退

 MFダニー・ドリンクウォーター(33)が30日、ポッドキャスト番組『ザ・ハイパフォーマンス・ポッドキャスト』で現役引退を発表した。

 ドリンクウォーターはマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育ち、複数クラブへレンタル移籍した後、2011-12シーズンの途中にレスター・シティへ完全移籍。レスターでは中心選手として活躍し、15-16シーズンにはFW岡崎慎司らとともに旋風を巻き起こし、“ミラクル・レスター”と呼ばれるプレミアリーグ優勝に大きく貢献した。

 17-18シーズンからは名門のチェルシーでプレーした。しかし、レスター所属時のような活躍はできず、19-20シーズンからは再びレンタル移籍を繰り返し、22年6月にチェルシーからの退団が発表。大きなステップアップとみられた移籍だったが、ドリンクウォーターはレスターを離れたことへの後悔も口にしている。

 チェルシーを退団してから1年以上の間無所属となっていたが、ドリンクウォーターは引退を決断した。「あまりにも宙ぶらりんの状態が長かったと思う。サッカーをしたかったけれど、僕が適切と感じるレベルでプレーできる機会を得られなかった」と伝えつつ、英2部からのオファーがあったことも明らかに。それでも「燃えるような気持ちには一度もならなかった」という。

 無所属のまま引退となることには「怪我や年齢を理由に辞めるほうが厄介だったと思う」とコメントしており、最適なタイミングでスパイクを脱ぐ決断を下したようだ。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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