beacon

エデン・アザールが現役引退を発表…元ベルギー代表、チェルシーやR・マドリーなどでプレー

このエントリーをはてなブックマークに追加

MFエデン・アザールが引退

 元ベルギー代表のMFエデン・アザール(32)が10日、自身のインスタグラム(@hazardeden_10)で現役を引退すると発表した。

 アザールはフランスのリールでキャリアをスタートして2シーズン連続でリーグアンMVPに輝いた後、争奪戦の末2012-13シーズンにチェルシーに加入。攻撃陣を牽引するパフォーマンスで加入1年目からPFA年間ベストイレブンを受賞するなど世界にその名を知らしめ、14-15シーズンと16-17シーズンのプレミアリーグ優勝にも大きく貢献した。

 19-20シーズンからは拠点をスペインに移し、レアル・マドリーに加入。彼の移籍はプレミアリーグにとってクリスティアーノ・ロナウドが同じくR・マドリーに移籍したときと同等の損失とも言われた。しかし、R・マドリーでは負傷もあって徐々にパフォーマンスが低下。22-23シーズンをもってクラブを離れ、現在は無所属だった。

 また、ベルギー代表としては18年のロシアW杯と22年のカタールW杯に出場。ロシア大会では決勝トーナメント1回戦で日本にとって“ロストフの悲劇”とされる大逆転劇でベスト8に進出すると、その後も勝ち進んで同国最高成績の3位に輝いた。

 アザールは引退の理由について「自分自身に耳を傾け、適切なタイミングでやめると言わなければならない」と語り、今がそのときだと説明。続けて「自分の夢を実現することができ、多くのピッチでプレーし、楽しむことができた。キャリアの中で素晴らしい監督、コーチ、チームメイトに会えたことは幸運だった。素晴らしいときを過ごしたみなさんに感謝する」とコメントし、ファンへの感謝を伝えながら「ピッチの外でまたすぐに会いましょう」と綴っている。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP