アーセナルは2日、DF冨安健洋が10月のクラブ月間最優秀選手に選ばれたと発表した。21年9月以来の受賞。クラブは「5試合の出場で顕著な貢献を見せ、それが我らのグーナー(ファンの愛称)に認められた」と伝えている。

　アーセナルは10月に公式戦5試合を戦い、冨安は全試合に出場した。プレミアリーグ3試合はいずれも途中出場だったが、第8節のマンチェスター・シティ戦(○2-1)では最終盤の決勝ゴールをお膳立てし、第10節のシェフィールド・ユナイテッド戦(○5-0)ではプレミアリーグ初ゴールを記録。UEFAチャンピオンズリーグでは2試合ともフル出場していた。

　またアーセナルによると、冨安は264分間のプレータイムで4回のインターセプトと12回のボール回収を記録。デュエル勝利は8回、パス成功数は149本を数え、「ピッチの両端で影響力のある人物であることを証明した」と伝えている。

　月間最優秀選手の選出はファン投票で実施。他には今季の加入で圧巻のパフォーマンスを続けているMFデクラン・ライス、前線で幅広いタスクを担うFWガブリエル・ジェズス、アカデミー出身でクラブの顔でもあるFWブカヨ・サカの3人もノミネートされていた中、冨安が得票率64%を獲得していた。

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