アーセナルの日本代表DF冨安健洋が加入後初ゴールを記録した。冨安は試合後に自身のインスタグラム(@tomiyasu.t)を更新。亡き母に捧ぐものだと語った。

　プレミアリーグは28日に各地で第10節を開催した。アーセナルはホームでシェフィールド・ユナイテッドと対戦。ベンチスタートとなった冨安は、3点リードで迎えた後半21分に投入された。

　すると、冨安は4-0で迎えた後半アディショナルタイム6分に追加点。右サイドのコーナーキックを味方が手前で逸らすと、混戦の中から落ち着いて決めてアーセナル加入後初得点を挙げた。

　2021年の夏に完全移籍で加入した冨安は、プレミアリーグ50戦目の出場で待望の初ゴール。自身のインスタグラム上で「ついにアーセナルでの初得点。みんなありがとう!」と感謝を綴ると、「そして、このゴールは昨年亡くなった母のためのものだ」と明かした。

　今季は途中出場が多い中、確実にチームの勝利に貢献してきた冨安。日本代表DFの初ゴールにミケル・アルテタ監督も「チームメートの彼に対する反応を見ればわかる。彼らは冨安が前線にいて、楽しんでいることを望んでいる。彼はいつも控えめで、他の選手たちのために何かをしている。チームにとって素晴らしい選手だよ」と祝福の言葉を送っている。

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