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ジェズスが1G1A!! 冨安フル出場のアーセナルはセビージャとの接戦制してGL首位浮上

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[10.24 欧州CLグループリーグ第3節 セビージャ 1-2 アーセナル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、各地でグループリーグ第3節を開催した。日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナル(イングランド)は敵地でセビージャ(スペイン)と対戦。2-1で勝利した。冨安はフル出場を果たしている。

 グループBで3位に位置するセビージャは、前節のPSV(オランダ)戦を2-2で終えて2試合連続のドロー。決勝トーナメント進出に向けて初勝利を目指す。対するアーセナルはRCランス(フランス)に1-2で敗れ、ここまで1勝1敗の現在2位。勝利で首位浮上を狙う。

 試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。アーセナルは最終ラインからパスを繋いで前進を図ると、敵陣にフィールドプレイヤー全員が入り、中盤と両サイドを経由してゴールに迫った。一方のセビージャは、前線からプレッシャーをかけてボールを奪取。そこからのアグレッシブな攻撃やテンポの良いパスワークから先制点を目指した。

 アーセナルは前半6分に左サイドから仕掛けると、ペナルティエリア内左でボールを受けた冨安が反転から右足を振る。積極的な攻撃参加だったが、グラウンダーのシュートはゴール左に外れた。

 セビージャは前半アディショナルタイム1分、左サイドでDFセルヒオ・ラモスのパスを受けたMFルーカス・オカンポスが斜めにボールを入れる。対角にランニングしてきたFWユセフ・エン・ネシリが決定機を迎えたが、左足のシュートはゴール右へ逸れていった。

 すると、先にスコアを動かしたのはアウェーチームだった。アーセナルは前半アディショナルタイム4分、自陣深い位置まで攻め込まれるもクリアでピンチを回避。FWガブリエル・ジェズスが前線から降りてきてボールを拾うと、駆け上がってきたFWガブリエル・マルティネッリにスルーパスを送る。マルティネッリはそのままボックス内まで持ち込み、GKを交わしてフィニッシュ。前半のうちに先制に成功した。

 前半を1点リードで折り返したアーセナルはさらに後半8分、左サイド高い位置でボールを受けたジェズスがそこから切り込むと、角度をつけて右足で豪快なシュート。ゴール右に決めてリードを2点に広げた。

 2点ビハインドのセビージャは後半13分に1点を返す。左サイドでコーナーキックを得ると、MFイバン・ラキティッチが右足で蹴り込んだボールにDFネマニャ・グデリがヘディング弾。叩き込むようにゴールネットへ突き刺した。

 その後、交代枠を使いながら試合を進める両チーム。アーセナルは追加点を狙いつつ、逃げ切りを図る。ホームで負けられないセビージャは同点ゴールを目指した。終盤にはセビージャがゴールに攻め込むも、GKダビド・ラヤが好セーブ。アーセナルは2-1で勝利し、首位に浮上した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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